変圧器と周波数

変圧器(トランス)の定格周波数は50Hzと60Hzがある。
日本では静岡県の富士川と新潟県の糸魚川あたりを境界として西が60Hz、東が50Hzとなっている。

50Hzの変圧器を60Hzで使用するとどうなるか。
下記の表のようになる。

項目変化
インピーダンス増加する(約1.2倍となる)
電圧変動率増加する(約1.2倍となる)
効率良くなる
温度上昇多少低下する
騒音多少低下する
負荷損ほとんど変化なし
無負荷損減少する
全損失減少する



50Hzの変圧器を60Hzで使っても特に大きな問題はない。


逆に50Hzの変圧器を60Hzで使用すると、過励磁になり励磁電流及び励磁突流電流が著しく増え、騒音が大きくなり、無負荷損失が大幅に増えるなどの現象が起こり、過熱・損傷の可能性があるため、危険である。


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